【菊池市旭志】国道325号沿線に大型物流施設が相次ぎ建設決定

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熊本ぱんだ不動産の広報担当「熊本熊猫」です。

このたび、熊本県菊池市旭志エリアで、半導体産業向けの大型物流施設開発が2件発表されました。これは、TSMC熊本進出を軸とした「シリコンアイランド九州」構想の広がりを象徴する動きであり、「菊池市旭志・泗水エリアが半導体サプライチェーンの新拠点として注目を集める契機になる」と熊本熊猫は予想しています。

目次

【菊池市旭志】国道325号沿線に半導体産業向け大型物流施設が相次ぎ建設決定~今後の企業集積に注目~

1.GLPが大規模物流施設

大手投資会社アレス・マネジメント(米国ニューヨーク)の日本法人で国内物流施設大手の日本GLP(東京)は、菊池市旭志川辺の国道325号線沿いに延床面積約18,000㎡の先進的物流施設「GLP熊本菊池」の開発を発表。2025年7月に着工、2026年8月末に竣工を予定。1テナントで占有的に施設を利用できる地上2階のボックス型施設(全館空調設備)。

出所:日本GLPのプレスリリース

2.JA三井リース九州等が大規模物流施設

上記のGLP熊本菊池の対面には、大手リース会社であるJA三井リースの100%出資子会社のJA三井リース九州及びJA三井リース建物が、大型物流施設建設を公表。

敷地面積約3万2300平方メートル、賃貸部分の総面積は約3万1300平方メートルの2階建ての常温倉庫で、半導体関連企業もしくは物流企業の入居を見込む。2025年12月着工、27年1月末の竣工予定。

出所:JA三井リース九州のプレスリリース

3.国道325号線沿線に「半導体産業ベルト」形成か

以下の要因により、菊池市旭志・泗水エリアの国道325号線沿線に「物流×半導体×先端産業」の新たな産業ベルトが形成されると熊本ぱんだ不動産は予想します。

  • JASMの熊本第一、第二工場から車で10~15分圏内。第一・第二工業近辺では更なる大規模開発用地の新規開発を見込むことは困難(コストと環境の観点より)。一方で、国道325号線付近の菊池市旭志・泗水エリア(新たな県営工業団地付近)は、農地法の課題はあるものの工業用地としての開発余地が大きい。
  • 建設中の「中九州横断道路」の「大津西IC(仮称:杉水保育園の南側)に、車で5~10分で直接アクセスできる。⇒参考記事はコチラ
  • 熊本県が2028年3月までに整備予定の新規工業用水事業(菊池市・竜門ダムの未利用水をパイプラインと浄水場を利用して工業用水として供給)のパイプラインは国道325号線沿いに設置される。参考記事はコチラ
  • 熊本県は2027年3月までに菊池市旭志川辺・泗水町に約25ヘクタールの県営工業団地を開業予定。この工業団地には台湾系を含む半導体関連企業の集積が見込まれる。⇒参考記事はコチラ
  • 熊本県が熊本県が2025年3月25日に発表した「くまもとサイエンスパーク推進ビジョン」では、国道325号線沿線で3つのプロジェクトが想定されている。旭志地区官民連携・宅地/商業地開発」、新たな「県営工業団地」、大津町営・工業団地​⇒参考記事はコチラ

    出所:熊本県発表の「くまもとサイエンスパーク推進ビジョン」 

      【熊本熊猫コメント】

      以上は熊本熊猫の勝手な予想です。現在は菊陽町や大津町に不動産開発が集中していますが、熊本熊猫は「少数派」として、菊池市旭志・泗水エリアを一番注目しています。

      熊本ぱんだ不動産では、国道325号線近隣の土地の販売をしています。アットホーム弊社専用サイト以下リンク)をご覧ください。お問い合わをお待ちしています。不動産仲介会社様からのご連絡も大歓迎です(「分かれ」にて対応)。

      特に以下1の土地は、今回採り上げた2物流施設に隣接した売地です「現地案内図」「空撮動画」(YouTube)をご覧ください。

      1. 菊池市旭志川辺 土地(884坪)https://panda-f.com/uribukken01/  YouTube動画:
      2. 菊池市泗水町住吉 土地(1,093坪)
      3. 合志市福原 土地(196坪)   【 YouTube現地動画:

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