【2025年夏版】TSMC熊本進出で急増!外国人(台湾人)居住の最新トレンドと注目エリア

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熊本ぱんだ不動産の広報担当「熊本熊猫」です。

2021年10月、TSMCが熊本県菊陽町での第1工場建設を正式発表して以来、熊本県内では台湾人を中心とした外国人(在留外国人※)の人口が増加しています。※日本の在留資格(ビザ)を持ち、日本に中長期的に滞在している外国人

法務省・出入国在留管理庁の「在留外国人統計」を基に、TSMC熊本工場を中心とする半導体産業集積地「周辺市町」の在留外国人の人口推移をまとめました。数字は2024年12月末のものです。 出所:在留外国人統計

外国人の人口推移の不動産市場への影響を、最新統計と現地事情を交えながら分かりやすく解説します。熊本の不動産売買は、熊本ぱんだ不動産にお気軽にお問い合わせください

担当:村上 功時(090-3142-4138)会社案内問い合わせ

目次

熊本県:進出決定後の3年間で、台湾人は1,736人増

熊本県 外国人の人口推移 台湾人増加

人口約173万人の熊本県全体では、2021年10月のTSMC進出発表を契機として、2021年12月からの3年間で、台湾人は183人から1,919人に増加(+1,736人)しています。尚、2024年12月の県内在留外国人数は29,385人です。

熊本市:進出決定後の3年間で、台湾人は913人増

熊本市 外国人の人口推移 台湾人増加

熊本市(人口約73万人)の台湾人は、2021年12月からの3年間で、99人から1,012人に増加(+913人)しています。台湾人の6割以上が単身世帯と想定されます。台湾人の居住地区別では、熊本市が集合住宅を一斉手配した「北区」が2024年6月は328人と最多でしたが、2024年12月末では減少に転じ、「中央区」および「東区」の台湾人数が増加しています。熊本着任時に北区の賃貸住宅(社宅)に住んでいた台湾人ファミリー世帯、および家族を呼び寄せる予定の単身赴任者が、「中央区」の分譲マンション、ならびに「東区」の新築/築浅戸建を購入する動きがあります。この影響もあり、「熊本市中央区」と「東区」の好立地不動産の価格は上昇傾向です。尚、2024年12月の熊本市内在留外国人数は10,810人です。

菊陽町:進出決定後の3年間で、台湾人は405人増

菊陽町 外国人の人口推移 台湾人増加

TSMC第1工場が立地する菊陽町(人口約4.4万人)の台湾人は、2021年12月からの3年間で、15人から420人に増加(+405人)しています。台湾人の7割以上が単身世帯と想定されます。2024年12月の菊陽町内在留外国人数は1,066人です。

大津町:台湾人は200人になるも単身者中心

大津町 外国人の人口推移 台湾人増加

菊陽町の東に隣接する大津町(人口約3.6万人)の台湾人は、2021年12月からの3年間で、6人から200人への増加(+194人)にとどまっています。また、台湾人の9割以上が単身世帯と想定されます。2024年12月の大津町内在留外国人数は1,087人です。

熊本ぱんだ不動産は、現時点での大津町の投資用居住不動産の取得は推奨しません。理由は、お問い合わせください。

合志市:台湾人ファミリー世帯に住宅購入の動きあり

合志市 外国人の人口推移 台湾人増加

菊陽町の西に隣接する合志市(人口約6.4万人)の台湾人は、2021年12月からの3年間で、10人から183人に増加(+173人)にとどまっています。台湾人の約5割が単身世帯と想定されファミリー世帯が新築住宅を購入する動きがあります。2024年12月の合志市内在留外国人数は725人です。

菊池市:台湾人の居住者数の伸びなし

菊池市 外国人の人口推移 台湾人増加

菊陽町の北に隣接する菊池市(人口約4.5万人)の台湾人は、2021年12月からの3年間で、2人から29人に増加(+27人)にとどまっています。2024年12月の菊池市内在留外国人数は1,466人です。

熊本熊猫コメント不動産の有望エリアは?

熊本熊猫は、TSMC進出による不動産価値向上が見込まれる住居エリアは、熊本市(「中央区」・「東区・「西区のJR熊本駅周辺」、「北区のJR武蔵塚駅周辺」)、および菊陽町と考えます。外国人を受け入れることができる教育施設と各種インフラが既に整備されている熊本市は、今後もファミリー世帯を中心に台湾人が増加すると予想します。菊陽町も三井不動産等と協業して原水駅周辺の開発ビジョン策定に入るなど、積極的に街づくりを進める方針です。これらのエリアで戸建/マンションや投資用アパートの購入を考えている方は、できる限り早めの決断を推奨します。お気軽に熊本ぱんだ不動産へお問い合わせください問い合わせ

一方、「合志市」および「大津町」の住居(アパート含む)」については、前記のとおり台湾人や半導体関連人材の居住は進んでおらず、メディア報道されているほどの価値向上は望めないとの熊本熊猫のスタンスです。実際のところ、特に大津町の新築アパートは供給過剰となっており、2025年夏には工場建設を請け負っていた大手工事会社の社員(県外から長期出張)が一斉に転居するなど、空室が増加しています。家賃と間取り(ファミリー向けが供給過多)が、実際の賃貸需要(単身向けの需要)とミスマッチしており、今後は空室率の上昇・家賃下落による不動産価格下落の可能性があります。また、大津町・合志市で販売好調であった新築建売住宅は、2025年春以降、売れ残りも見られるようになりました。

尚、半導体関連企業等の工場・物流倉庫立地については、菊陽町、大津町杉水エリア(菊陽町寄りの西側)菊池市旭志・泗水エリアは大変有望です。既存の国道325号線、今後整備される「中九州横断道路」、「セミコンテクノパーク」には要注目です。一方、合志市は市街化調整区域が多く、熊本県の開発許可を取得したうえでの新規工業立地は困難であるという熊本熊猫の所見です。

熊本注目エリアの売買仲介物件は、アットホーム弊社専用サイト以下リンク)をご覧ください。お問い合わをお待ちしています。不動産仲介会社様からのご連絡も大歓迎です(「分かれ」にて対応)。

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