賃貸か持ち家か(熊本編)
熊本ぱんだ不動産の村上です。ブログを始めました。第1弾は、多くの方が悩む「賃貸か持ち家か」について、熊本県のファミリー層の視点でまとめました。
賃貸のメリット
- 柔軟性:ライフステージの変化や転職・転勤で、転居が必要になる場合にも柔軟に対応できる。
- 初期費用が低い:購入は、税金や仲介手数料が必要(物件価格の5%~8%)。賃貸では仲介手数料と敷金程度で済む。
- 維持費がかからない:コストがかかる費用(建物修繕・設備交換・火災保険・固定資産税)は原則大家の負担。
- 家賃補助が適用できる:熊本県内の公務員は27,000円程度、上場企業社員であれば9割補助もある。
- 家賃が上がらない:「普通借家契約」であれば、現在の家賃は上がる可能性は低い(入居者が家賃改定に同意すると、この限りでない)
- 役員社宅にできる:経営者の方はぜひご検討を。
持ち家のメリット
- 資産形成:持ち家は資産として残る。特にTSMC進出効果が見込まれる熊本市中央区・東区及び熊本県北部エリアは、将来的な資産価値上昇が期待できる。熊本でもついに、買っても値下がりしないどころか、値上がりする物件が出てきた。
- 自由なカスタマイズ:模様替えやリノベーションも自由に行うことができる。
- 住宅ローンを活用:日本の住宅ローンは、世界的に最上位の調達手段(借入のハードル、期間の長さ、金利水準、税制、団体信用生命保険)。
- 戸建て:戸建てであれば、庭を設けることができる。また、駐車場代もかからない。
熊本における「賃貸か持ち家か」の選択ポイント
1. 地域の特性を理解する
熊本市や菊陽町近郊は、TSMC進出効果により、不動産市場が活発になっており、持ち家の資産価値が上昇する可能性もある。ただし、熊本市内でも今後は3極化(上位群15%は不動産価値が維持や上昇、約7割は緩やかに下落、残り15%はかなり下落)が進むとことが見込まれます。
2. ライフスタイルに合わせる
子どもの学校(学区)や、夫婦それぞれの職場など、ライフスタイルに合わせることが重要です。例えば、共働きでお子様が小さいご家庭であれば、奥様の実家の近くに住むことが良い選択肢になるかもしれません。
3. 予算を見極める
持ち家の場合、住宅ローンの返済額や固定資産税、修繕費といったトータルコストを検証する必要があります。このうえで、賃貸と持ち家を比較することは重要です。
結論⇒実は第三の選択肢が
「賃貸か持ち家かの選択は、個々のライフスタイルや将来設計によって異なります」というありきたりの結論になるのですが、最後に2点お伝えします。
熊本の場合、今後はエリアによって「持ち家」優位となる時代が来ると予想しています。ただし、「エリア」が重要です。
また、「賃貸か持ち家か」の第三の選択肢として、独断と偏見でファミリー層にお薦めするのが、「戸建賃貸」です。現時点で、「賃貸か持ち家か」悩んでいるという方は、「熊本 戸建賃貸」で検索してみてはいかがでしょうか。
実は、私は2015年の熊本Uターンに合わせて、自宅マンションを2戸買った後(2戸とも売却)、現在は「戸建賃貸」に住んでいます。売買仲介の不動産エージェントが正直に言うと、熊本で住んだ3つの物件で、一番満足しているのが「戸建賃貸」(庭付)です。
株式会社熊本ぱんだ不動産では、皆様のご希望に応じた最適な不動産選びをサポートいたします。まずは、お気軽にお問い合わせください。